住宅ローン 繰り上げ返済は目的によって方法を選ぶ

住宅ローンの負担を減らす方法に「繰り上げ返済」があります。手元に資金の余裕がある場合、決められた返済額に追加して支払う方法で、利息の節約につながるため、早く完済したいという人によく利用されています。
繰り上げ返済には2種類の方法があり、目的によって使い分けることで、より賢く住宅ローンの返済をすることができます。


<繰り上げ返済方法その1 期間短縮型>

時間短縮型は、その名前のとおり完済時期を早くする方法です。おススメは、住宅ローンの返済が退職後まで必要な会社員です。会社員は定年退職時に退職金がでますが、それを住宅ローンに充てるのは、将来的に不安が生まれます。それよりもきちんと給与が支払われている段階で完済するのが理想的です。そのためには完済時期を明確にすることが大切です。シミュレーションソフトなどを利用し、現在の残高と目標年数を入れて試算すると繰り上げ返済に必要な差額がでてきます。


<繰り上げ返済方法その2 返済額軽減型>

返済額軽減型は、返済期間はそのままで繰り上げ返済することで毎回の返済額を軽減させる方法です。例えば数年後に子どもの教育費が必要になるとか、将来的に家計の負担が心配などという方。また、変動金利や固定金利選択型の住宅ローンを組んでいて、今後、金利が上がり返済額がアップするのが心配という方にも適しています。

繰り上げ返済は、支払い利息がローン残高によって変わってくるため、早い時期に実行したほうが効果はありますが、金融機関やローンの種類によっては手数料を取られる場合があるので、きちんと確認してから実行することをおススメします。